夢を語れ 奈良　「ラーメン並 豚2枚」

 

こんにちは！

本日は奈良市中心部・ならまち大通り沿いにあります、夢を語れ 奈良さんにやってきました！

前回味噌ラーメンを食べにきて以来、3ヶ月ぶりの訪問です。

実はこちらの夢奈良さん、2023年4月25日で完全閉店されることが決定しており、23日の日曜昼営業が最後の営業となります。

なんとか最後に来たいなってことで、最終日前日の夜営業に滑り込んだ次第です！

到着時の並びはだいたい30人ぐらいでした。

さすがに最後の食べ納めに来る人が多いんでしょうね〜。

今日は麺友さんで先日の鶏谷さんでもご一緒していただいたクラミーさん・たって〜さんと、夢奈良の最終営業に駆けつけられたFZKZさん、そしてラーメン荘のレジェンドことやまちゅうさんのお二方とも初めましての挨拶を交わし、連れ麺仲間に加えていただきました。

列を離れ食券を買いに行きます。

ラストウィークはかなり行列が伸びて常時40人待ちという日もあったそうです。

最終日前日ということもあり、券売機のボタンが減って寂しいことに…。

かなりメニューを絞って一点集中といったところなんでしょうね。

当然今日はラーメンをいただきます。

40分ほど並び、ようやく入り口まで来ました。

並びは多いですが、回転が速いみたいで進みは悪くないようです。

昼間は低めの気温でありながらも穏やかな日差しが降り注ぎ過ごしやすかったですが、夜になるとグッと気温が下がり、風も強まって体感温度は急降下！

多くの人が薄着で極寒の中、換気扇から出てくる温かい豚風で暖を取って耐え忍び、ようやく入店の瞬間がやってきました！

セルフのレンゲと水を取り、カウンターの一番奥に陣取ります。

マジで体震えていたので助かったー！

麺場は店主のかわらや。さん始め以前のスタッフさんもおられたようで、常連さんからすると懐かしい顔ぶれになっていたそうです。

生卵は殻付きで提供されました。

奈良のええたまごとのことです。

2年ぶりの奈良のデフォ！

航空写真！

コールはアブラでお願いしています！

ここ夢を語れ奈良さんは適量のヤサイのみトッピングされているので、アブラはコールしないと入りません。

チャーシューないの？と思われるかもしれませんが、こちらもヤサイの下にドデカ豚が隠されている仕様になります。

見てくださいこのフワフワのアブラ！

絶対うまいやつやん！と脳内アブサラセンサーがビシバシ反応します。

キャベツ比率も多め！いただきます！

なめらかにとろけるアブラは見た目よりしっかり味付きで、まさに最高のドレッシング！

　

アブラ好きの皆さんには、このデカアブラがいかに価値あるものかお分かりいただけるものかと思います。

のっけからこれは期待が高まるぅーー！！

見た目は非乳化っぽくも見えますが、味はまさに乳化スープのそれ！

昼夜連戦のクラミーさんが「昼より濃く、煮詰まった感がある」と言っておられ、営業後半のかなり熟成されたスープに当たったようです！

ついついあと引く旨さがたまらない！

麺はポキポキ感のあるやや硬めの麺！

夢奈良さんといえば柔麺が話題になった時期もありましたが、個人的には好みの硬さ！

濃厚スープがしっかりと麺に絡みついてめちゃくちゃうめぇーーー！！

280gの麺をひっくり返していく！

麺がうねってますねー！たまらん！

ここで生卵を投入！

やまちゅうさんおすすめの釜玉風！

このたまご黄身の色がめっちゃ濃いですね！

これはええたまごというのも頷ける！

黄身を絡めて食らう！

濃厚スープに卵が絡み、マイルドになるんだけど旨味がアップし、すき焼き風とはまた違った趣でうまい！

麺リフトぉーーー！！

連日の大盛況でおそらく打ちたてに近いような麺だと思いますが、このギザギザ感ある麺が持ち上げると映えるわ〜！

さぁズバズバ啜っていくぜ！

夢奈良さんといえばこの超ドデカ豚！

利益出てます？と言わんばかりの極大サイズで、豚増しすれば死闘は必至！

もう一枚あれば完全に丼を覆いつくすことができますね！

この脂身！たまらん！

ステーキのような肉にプルプルトロトロの脂身が共存するまさに神豚！

これを食べにきたんよ〜！！

遠近法じゃないですよ！

肉食ってる感ありつつ見た目以上の柔らかさ！

もう1枚増してたら、並の麺量でも腹パンは必至だったでしょうね！

スープでクタったヤサイもうまい！

あーもう終わってしまう。

これが最後の夢奈良かと思うとなんとも言えない気持ちになります。

出会いと別れは表裏一体。

ド濃厚スープの二郎系ラーメンにもそんな一抹の儚さを感じたのは、僕だけでしょうか。

いやぁーーーめちゃくちゃうまかったー！

最後の一杯、堪能させていただきました！

夢を語れ関係者の方もたくさん来られてて、久しぶりに来た馴染みのお客さんなんかも来られてたりして、ちょっとした同窓会みたいな様子だったのが僕にも見てとれました。

お店もスタッフさん全員店に立ってて総力戦て感じだったし、これ常連さんの心情たまんねーだろうな。

また一つ名店がその歴史に幕を下ろすのは寂しい限りですが、泣いても笑っても本日の昼が最終日！

間違いなく並びは凄いでしょうが、お近くの方は是非行かれてみてください。

かわらや。さん、スタッフの皆さん、3年間お疲れ様でした！

ごちそうさまでした！